平成28年度事業活動収支決算について
平成28年度の事業もご家族皆様方のご協力によりまして、計画いたしました事業をほぼ執行することができましたが、8月22日の台風による集中豪雨の被災により、敬老会を中止することとなりましたことを深くお詫び申しあげます。また、事業の収支結果につきましては、収入において前年度と比べて13,023千円の増収となりました。支出では水害に伴う改修費等の増額がありましたが、事業活動収支差額は18,240千円の繰越金を残すことができました。
勘 定 科 目 |
決 算 額 |
前年度決算額 |
増 減 |
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事 業 活 動 収 支 の 部 |
収 入 |
施設介護料収入 |
302,476,368 |
299,834,324 |
2,642,044 |
居宅介護料収入 |
15,364,402 |
12,598,860 |
2,765,542 |
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利用者等利用料収入 |
84,317,781 |
77,949,088 |
6,368,693 |
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その他の収入 |
6,541,100 |
5,014,390 |
1,526,710 |
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経常経費寄付金収入 |
1,294,400 |
1,518,717 |
△224,317 |
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その他の収入 |
52,320 |
107,928 |
△55,608 |
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事業活動収入計 |
410,046,371 |
397,023,307 |
13,023,064 |
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支 出
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人件費 |
296,340,721 |
298,318,216 |
△1,977,495 |
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事業費 |
56,969,802 |
52,400,378 |
4,569,424 |
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事務費 |
26,483,422 |
25,139,537 |
1,343,885 |
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利用者負担金軽減額 |
0 |
0 |
0 |
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減価償却費 |
17,733,310 |
17,907,029 |
△173,719 |
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国庫補助金特別積立金取崩額 |
△6,085,676 |
△6,139,335 |
53,659 |
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徴収不能額 |
364,892 |
0 |
364,892 |
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事業活動支出計 |
391,806,471 |
387,625,825 |
4,180,646 |
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事 業 活 動 増 減 差 額 |
18,239,900 |
9,397,482 |
8,842,418 |
地域と福祉をめぐる現状の課題
少子高齢化と人口減少社会が抱えている大きな課題は、将来の経済や社会の存続の危機に直面していくと心配されています。この危機を乗り越えるためには、それぞれの生活圏の地域の力を強化し、その持続性を高めていくことが必要であると言われています。
私たちの一般的な社会生活を見ても、深刻な生活のしづらさが増してきており、これが社会全体に広がって、地域の中でさまざまな問題が発生しています。
今から70年前の地域社会では、「向う三軒両隣り」や「遠くの親戚より近くの他人」と言われたように、隣近所や地域の人達に支えられ、困りごとも地域全体で解決していく風潮がありましたが、今では悩みごと、苦しい事も一人で抱え込み、誰にも相談できず解決の糸口が見つからない状況にある高齢者世帯が多いといわれています。
基盤となる地域社会は、少子高齢・人口減少社会が進展するなかで、自治会や町内会の加入率も減少し続けており、地域で課題を解決していくという地域の力が弱くなり、お互いに支え合い共存していけるような地域の福祉力が薄れてきており、それに伴い家庭の機能も変化しつつあるといわれています。
このような生活課題に対して平成27年4月に発足した生活困窮者自立支援制度は、それぞれが置かれている生活状況を明らかにして、就労支援や家計相談支援と言った、これまで十分に福祉分野で行えていない支援に加え、地域で工夫しながら解決につなげていく仕組みをつくり、地域創生という取組みの中で、誰もが安心して生活できるような地域福祉を推進しようという施策を、新たな社会福祉法の改正によって実現化していくことになりました。
また、政府自民党が策定した「ニッポン一億総活躍プラン」においては、「子供・高齢者・障害者など全ての人々が地域で暮らし、生きがいを共に創り、高め合うことができる地域共生社会を実現する。」と定め、この地域共生社会を実現していくためには、社会的孤立などの弱者に対して、福祉関係者や地域の民生児童委員、保護司やボランティアなどのほか、これまで関わってこなかった地域住民も交え、福祉活動を計画化して取り組むことが必要としています。
このような取り組みに対して、社会福祉法人の役割りは重要視されており、地域福祉計画において専門性を生かして、地域における福祉課題への対応について勉強会を行うなど、幅広く取り組んでいくことにしています。
藤橋小学校6年生歓迎会:5/12(金)
6年生からはボランティア活動の取組について「困らないように頑張る」「1年間きれいにしたい」「みんなと仲良くなるよう頑張る」「おじいちゃん、おばあちゃんが楽しく過ごせるよう全力で頑張る」「みんなが気持ちよく過ごせるように頑張る」等の抱負が聞かれました。
生徒さんから利用者様へ「はじめの一歩」の歌の披露があり、感動して涙を流される利用者様も。
利用者からは代表して川島偉之亮様から「昔は勤労奉仕、今はボランテ
ィア。頑張って下さい」との励ましの言葉をいただきました。
奇しくも、5月から藤橋小学校6年生のボランティアが開始された最初の年の卒業生が当施設の職員として働き始めました。
吹上菖蒲公園見学:6/7(水)
青梅市内の霞丘陵の一角、勝沼城跡北側の谷戸地にある広さ約2.1ヘクタールの公園には、さまざまな品種の菖蒲が植えられています。
6月の行事計画
3日(土)寝具年度交換7日(水)吹上菖蒲公園見学
8日(木)誕生会
9日(火)利用者日帰り旅行
(群馬サファリパーク)
15日(木)8施設レク交流会
16日(金)選択食
19日(月)理髪(2階)
20日(火)ドッグセラピー
26日(月)理髪(3階)
30日(金)選択食
7月の行事計画
7日(金)「七夕」、誕生会12日(水)ワックス掛け
13日(木)迎え火
14日(金)選択食
16日(日)給食懇談会、送り火
17日(月)「海の日」、理髪(2階)
18日(火)ドッグセラピー
19日(水)ワックス掛け
22日(土)ふれあい納涼会
24日(月)理髪(3階)
25日(火)土用の丑
28日(金)選択食