施設長退任のご挨拶
5月31日をもちまして青梅療育院施設長を退任することになりました。
平成6年4月から施設長として25年間にわたり、多くの皆様や職員に支えられ何とか役職を果たすことができましたことに深く感謝申し上げます。また、ご家族の皆様方からもご支援や激励のお言葉が大きな支えとなり、常に安全を守るゆとりある介護支援を目指して職員ともども努力してまいりました。
就任当初は介護事業の実体も十分理解しないまま、施設長として日々勉強を重ねながら、人生の終末期を頑張っていられる高齢者の皆様の安全な介護業務を目指して、職員と共に頑張って参りました。
長い年月にはさまざまは苦難もありましたが、幸いに地域の皆様方とご家族皆様のご支援ご協力を頂いて、常に適切な介護事業の運営を目指して力を注ぐことができました。
特にご家族の皆様方に平成16年4月から毎月発行しております「青梅療育院のお知らせ」によって、介護保険制度の改正内容や施設の行事予定と、利用者様の日常生活状況などをお届けすることとし、できるだけ施設の情報公開に努めてまいりました。また、ご家族の皆様から頂きましたアンケートには、業務全般に関わる厳しいご指摘も頂き、職員とともに改善に努めさせていただき感謝せざるを得ません。
本当に長い間のご支援ご協力誠にありがとうございました。なお、後任の施設長には七枝隆志氏が就任致しましたので、引き続きご支援下さいますようお願い申し上げます。
前施設長 宇津木 敏郎
施設長就任のご挨拶
この度、令和元年6月1日付をもちまして青梅療育院施設長に就任しました。
本年4月より青梅療育院副施設長として宇津木施設長の下、社会福祉事業や介護保険について勉強させて頂きました。
青梅療育院に赴任して最初に感じたことは、職員が自立し、自ら事業計画の策定・実行に取り組み、進んで経営に参画し、活き活きとメリハリを付けて仕事をしていることです。
また利用者様は笑顔が素敵で、赴任したばかりの私にも元気良く挨拶を交わして下さいます。施設内は清掃も行き届き、介護する側、される側の垣根の無い、とても明るい雰囲気の施設だと感じました。
宇津木施設長をはじめ、多くの職員で力を合わせて作り上げた青梅療育院の名に恥じぬよう、これからも多くの利用者様に喜んで頂ける施設作りをしようと強く思っております。
昨今の介護福祉施設を取り巻く状況は大変厳しくなっており、全国の30%以上の施設が赤字施設となっております。また、介護士不足も非常に問題となっております。
しかしながら青梅療育院は介護士も充足しており、健全な経営を行っております。今後も介護士の確保を継続し、手厚いケア体制を整備することにより、利用者様の満足度を上げ、地域の利用者様からも選ばれる施設にすることが大事だと考えております。
私は今まで病院に勤務しておりました。医療保険と介護保険、患者様と利用者様の違いはありますが、常に利用者様のことを1番に考えるという基本は変わりません。
微力ではございますが、利用者様と職員の笑顔のため、誠心誠意努力いたす所存でございますので、前任者同様格別のご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
施設長 七枝 隆志
平成30年度事業活動収支決算について
平成30年度の事業もご家族皆様方のご協力によりまして、計画しました各事業並びに行事等を執行することができ、深く感謝申し上げます。
特に利用者の皆様方の日常生活に支障が出ないよう配慮しながら、常に健康管理面に配慮してまいりました結果、インフルエンザや食中毒など一人の発症者もなく、この状態は7年間も維持することができています。
職員の資質の向上を重点に組織の強化に努めてきましたところ、3名が介護福祉士の国家資格を取得することができ、介護職員34名のうち26名が介護福祉士の資格者となり、職員の意識向上が図られつつあると思われます。
利用者様の事故発生につきましては、転倒などによる骨折や裂傷と誤薬などにより行政への事故報告対象件数は12件となっており、事故発生防止対策は職員全体会議などで、極力徹底を図るよう努めてきました。
ご家族から職員に対する苦情を4件頂きましたが、職員のサービスマナーに関しても全職員に対して危機管理意識に徹するよう指導しており、さらに信頼される介護サービスに徹するよう努めてまいりたいと思います。
施設の事業内容や利用者様の生活状況などを、出来るだけお知らせするために毎月「青梅療育院のお知らせ」をお届けしておりますが、今後もできるだけ細かい情報をお届けできるよう引き続いて発行してまいります。
また、ご家族の皆様から頂きましたアンケートも、業務改善の大きな課題として受け止め、更なるサービスの向上に努めていくことに致します。
令和元年度も更なる向上を目指し、利用者様の安全を守る介護業務に徹底してまいります。
【事業収支決算】 単位:円
勘 定 科 目 |
決 算 額 |
前年度決算額 |
増 減 |
|||
事 業 活 動 収 支 の 部 |
収 入 |
施設介護料収入 |
324,947,094 |
308,914,859 |
16,032,235 |
|
居宅介護料収入 |
18,447,968 |
22,849,566 |
△4,401,598 |
|||
利用者等利用料収入 |
84,241,182 |
83,767,192 |
473,990 |
|||
その他の事業収入 |
4,761,358 |
6,941,161 |
△2,179,803 |
|||
経常経費寄付金収入 |
660,000 |
954,214 |
△ 294,214 |
|||
その他の収入 |
2,492,440 |
45,808 |
2,446,632 |
|||
事業活動収入計 |
435,550,042 |
423,472,800 |
12,077,242 |
|||
支 出 |
人件費支出 |
307,331,612 |
299,191,750 |
8,139,862 |
||
事業費支出 |
58,181,546 |
52,576,749 |
5,604,797 |
|||
事務費支出 |
31,791,108 |
26,230,669 |
5,560,439 |
|||
減価償却費 |
21,521,442 |
20,177,225 |
1,344,217 |
|||
国庫補助金等特別積立金取崩額 |
△6,370,947 |
△5,909,447 |
△ 461,500 |
|||
徴収不能額 |
0 |
79,630 |
△ 79,630 |
|||
事業活動支出計 |
412,454,761 |
392,346,576 |
20,108,185 |
|||
事業活動増減差額 |
23,095,281 |
31,126,224 |
△8,030,943 |
|
節句茶話会:5/5(日)
五月人形を見ながらの茶話会を開催しました。利用者様が折って下さった兜を被られたり、お菓子やジュースを召し上がったり、皆さん大変楽しまれているご様子でした。
藤橋小6年生歓迎会:5/24(金)
これから1年間ボランティア活動をしてくれる藤橋小6年生の生徒さんたち。生徒の皆さんがそれぞれ自己紹介と意気込みを発表、リコーダー演奏も披露してくれました。1年間よろしくお願いします。
6月の行事計画
5日(水)誕生会しょうぶ公園見学
14日(金)選択食
17日(月)理髪(2階)
18日(火)ドッグセラピー(予定)
21日(金)買物ハイク
24日(月)理髪(3階)
28日(金)選択食
7月の行事計画
4日(木)誕生会12日(金)選択食
13日(土)迎え火
15日(月)理髪(2階)
16日(火)送り火
ドッグセラピー(予定)
19日(金)買物ハイク
22日(月)理髪(3階)
24日(水)ワックス掛け(1階)
26日(金)選択食
31日(水)ワックス掛け(2階)